書道具の高価買取ポイントと代表的な人気作家について【骨董品買取専門店】 - 名古屋市の骨董品買取専門店

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2025/07/04骨董品買取BLOG

書道具の高価買取ポイントと代表的な人気作家について【骨董品買取専門店】

書道具の高価買取ポイントと代表的な人気作家について【骨董品買取専門店】

書道は日本の伝統文化として根強い人気があり、書道具もまた美術品・骨董品として高い評価を受けています。特に、戦前から昭和にかけて活躍した作家による硯(すずり)や筆、墨、印材、文房四宝の一式などは、コレクターや書道愛好家の間で高い需要があります。今回は、書道具を高価買取につなげるためのポイントと、市場で人気の高い書道具作家についてご紹介いたします。

書道具買取で注目されるアイテムとは?

書道具と一口に言っても、実に多種多様な道具が存在します。以下のようなアイテムは特に市場価値が高く、買取の際に査定額が上がりやすい傾向があります。

1. 硯(すずり)

唐硯、端渓硯(たんけいけん)、歙州硯(きゅうしゅうけん)など、中国由来の名硯は特に人気。美しい模様や彫刻、石質の滑らかさが評価されます。

2. 墨

古墨と呼ばれる江戸〜明治時代の墨や、中国墨(徽墨など)は、現在でも高値で取引されます。特に固形墨で未使用のもの、銘がしっかり入っているものは評価対象です。

3. 筆

熊野筆や奈良筆など、産地や作者によって評価が変わります。特に有名作家や老舗の筆は、一本数万円以上で取引されることもあります。

4. 印材・印章

寿山石(じゅざんせき)や田黄石(でんこうせき)などで作られた印材は美術的価値が高く、書道具とともに買取対象となります。

書道具の買取で評価されやすい条件
1. 未使用または状態が良好
 墨や筆などは、未開封・未使用のものの方が高評価になります。
2. 共箱・鑑定書の有無
 作家物であれば、共箱(共布)や証明書があると真贋確認がスムーズになり、高価査定の要素となります。
3. まとめ売り
 硯・墨・筆・印材がセットになっている書道具箱(文房具箱)は、1点ずつ売るより高値がつくケースもあります。
4. 人気作家・ブランドのもの
 有名な書道具作家や老舗の製品は、安定した需要があり、買取相場も高めです。

書道具の人気作家・ブランド一覧

下記は、書道具買取市場で特に人気がある作家やブランドです。

種類
作家・ブランド名

古梅園、呉竹精昇堂、墨運堂

端渓硯(中国広東省)、歙州硯(中国安徽省)、龍渓硯

熊野筆(安達太良筆)、筆匠「玉信」「翠雲堂」
印材
寿山石、田黄石、青田石、巴林石(中国印材)

中でも「古梅園」は日本最古の墨屋として知られており、江戸時代から続く墨の老舗です。現代でも「御墨」などは高価買取の対象となります。

【実例紹介】書道具の高価買取事例

先日、名古屋市昭和区のお客様からお譲りいただいた文房四宝の一式には、端渓硯、古梅園の墨、熊野筆、寿山石の印材が含まれており、合計で19万円の買取価格となりました。

特に、共箱・仕覆付きで保存状態も良好だったため、高評価となりました。

書道具の整理・売却をご検討の方へ

遺品整理やご自宅の片付けの際に見つかった書道具、価値がわからず処分してしまうのは非常にもったいないケースが多くあります。当店では、骨董品全般の知識を持った専門鑑定士が、1点ずつ丁寧に査定し、適正価格で買取いたします。

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