2025/07/05骨董品買取BLOG
【硯の買取強化中】書道具の中でも高評価される硯の魅力と査定ポイント|骨董品買取専門店
【硯の買取強化中】書道具の中でも高評価される硯の魅力と査定ポイント|骨董品買取専門店
書道具の中でも、**「硯(すずり)」**はその価値が高く評価されやすいアイテムです。特に骨董品市場では、唐硯や和硯、希少な銘硯、名工の手による硯はコレクターや愛好家の間で高値で取引されることも少なくありません。
今回は、書道具の中でも「硯」に焦点を当て、その歴史・種類・高額査定のポイントについて解説するとともに、実際の買取事例もご紹介いたします。
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■ 硯の種類とその特徴
硯には大きく分けて**中国産の「唐硯(とうけん)」と日本産の「和硯」**があります。それぞれに産地や特徴があり、評価ポイントが異なります。
▷ 唐硯(とうけん)
唐硯は中国の有名な硯石から作られたものを指します。特に以下の4種は中国四大名硯と呼ばれ、高く評価されています。
• 端渓硯(たんけいけん/広東省)
• 歙州硯(きゅうしゅうけん/安徽省)
• 洮河緑石硯(とうがりょくせきけん/甘粛省)
• 澄泥硯(ちょうでいけん/河南省)
これらは書道家やコレクターの中でも非常に人気が高く、状態が良ければ数万円〜数十万円での買取となるケースもあります。
▷ 和硯(わけん)
日本国内でも良質な硯が数多く作られてきました。代表的な産地には以下のようなものがあります。
• 赤間硯(山口県)
• 雨畑硯(山梨県)
• 那智黒硯(和歌山県)
• 雄勝硯(宮城県)
和硯は見た目の美しさだけでなく、実際の使いやすさでも評価されます。書道家の間では「使って良し・飾って良し」の品として親しまれています。
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■ 高額査定される硯の特徴とは?
硯はそのままの状態でも価値がありますが、以下の条件が揃っているとさらに高額買取につながります。
① 銘のあるもの
名工や有名な工房の銘が入っているものは、確実に査定額が上がります。中国の唐硯では清朝や明代のもの、日本の和硯では赤間硯の「周防守藤原□□作」などが一例です。
② 木箱や共箱がある
作家名が記された共箱(ともばこ)や桐箱入りの硯は、保存状態の良さも含め評価が高まります。
③ 書道具一式とのセット
筆・墨・硯・紙(いわゆる「文房四宝」)をセットでお持ちの場合、一括査定で高評価されやすくなります。
④ 状態が良好なもの
割れ・欠け・ヒビなどがない状態であれば、さらにプラス査定となります。保管状態も重要です。
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■ 実際の買取事例(名古屋市内)
【名古屋市千種区】
ご実家の整理で出てきた端渓硯(清朝期)を買取。共箱・墨・筆とセットで保管されており、合計320,000円で買取いたしました。
【名古屋市昭和区】
書道を習っていたご家族の遺品整理にて、赤間硯と雨畑硯、墨数点をまとめてご依頼。状態が良く、作家銘入りの硯があったため、合計175,000円での高額査定となりました。
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■ 書道具の買取は専門知識のある当店へ
当店は書道具・骨董品の専門買取店として、硯をはじめとした文房四宝や書家の作品にも深い知識を有しています。
「古い硯だから価値はないだろう」と思われる方も、まずは一度ご相談ください。古硯の中には、驚くほど高価なものもございます。
出張買取・査定は無料です。名古屋市を中心に愛知・岐阜・三重・静岡からのご依頼にも対応しております。
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