2025/07/06骨董品買取BLOG
【書道具買取特集】高価買取が期待できる「硯」とは?名古屋・東海地方での出張買取も対応
【書道具買取特集】高価買取が期待できる「硯」とは?名古屋・東海地方での出張買取も対応
書道具の中でも、「硯(すずり)」は実用性だけでなく美術品としても評価されることが多く、高価買取につながることがある品目です。特に近年では、故人の遺品整理や趣味の整理で硯を手放す方が増えており、骨董品市場でも注目されています。
本日は、硯の種類や評価されやすいポイント、実際の買取事例を交えながら、買取のコツをご紹介いたします。
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■ 硯の種類と特徴
硯にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると以下のような分類が一般的です。
• 端渓硯(たんけいけん)
中国・広東省で産出される高級硯。石質が非常に細かく、墨おりが良いため高く評価されます。
• 歙州硯(きゅうじゅうけん)
中国・安徽省産の硯で、唐代より名硯として重宝されてきました。希少価値が高いです。
• 日本の硯(赤間硯・那智黒硯・雨畑硯など)
日本各地でも産地があり、特に山口県の赤間硯や和歌山県の那智黒硯などは書家から支持されています。
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■ 買取査定で評価されるポイント
硯の査定時に注目されるのは、以下のような要素です。
• 素材・産地:中国産の端渓硯や歙州硯は特に高評価。日本産でも著名産地のものはプラス査定。
• 保存状態:ひび割れや欠けがないか、墨を使った痕跡が極端にないかが重要です。
• 付属品の有無:共箱・書家の銘・箱書きなどがある場合は、評価が上がります。
• 作者や書家の銘:名工の手による作品や、著名書家の愛用品であればプレミアがつくことも。
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■ 実際の買取事例(名古屋市 昭和区)
先日、名古屋市昭和区にお住まいのお客様から、遺品整理のご相談をいただきました。お父様が生前使われていた書道具一式の中に、**端渓硯(清代後期のもの)**と見られる硯がありました。
共箱付きで保存状態も良好、墨池の深さや彫刻の美しさも申し分なく、最終的には15万円にて買取させていただきました。他にも筆や墨、文鎮もあわせて査定し、合計で約28万円となりました。
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■ 書道具はセットでのご依頼がおすすめ
硯単品のご依頼も歓迎ですが、筆・墨・紙・文鎮・水滴など、書道具一式をまとめてご相談いただけると、より正確かつ高額な査定が可能です。書家の名前が入った道具や古い書道書などもあわせて拝見いたします。
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■ 名古屋・岐阜・三重・静岡など東海全域に出張対応
当店では、名古屋市内(中区・千種区・名東区など)を中心に、岐阜・三重・静岡まで幅広く出張買取を行っております。出張費・査定費はすべて無料です。
ご自宅に眠っている硯や書道具がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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【店舗情報】
骨董品買取の専門店
📍愛知県名古屋市
📞【0120-066-932】
🌐公式サイト
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