【書道具買取ガイド】評価が高い道具と注目作家のご紹介|名古屋を中心に全国対応 - 名古屋市の骨董品買取専門店

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2025/07/13骨董品買取BLOG

【書道具買取ガイド】評価が高い道具と注目作家のご紹介|名古屋を中心に全国対応

【書道具買取ガイド】評価が高い道具と注目作家のご紹介|名古屋を中心に全国対応

書道具の世界は非常に奥深く、実用性と美術的価値の両面を兼ね備えています。近年では「古墨」「硯」「筆」「印材」「筆筒」などが骨董品市場でも高く評価されており、有名作家による作品や明治~昭和初期にかけての逸品は特に人気です。本記事では、書道具の中で高評価される道具の特徴と、代表的な作家やブランドについて詳しく解説いたします。

■ 高評価されやすい書道具とは?

1. 古墨(こぼく)

中国・日本ともに人気があり、特に徽墨(きぼく)や明清時代の古墨はコレクター垂涎の品です。また、日本製では「古梅園」「呉竹」「墨運堂」などの老舗製が高く評価されます。保管状態が良ければ、1本でも数万円の価値があることも。

2. 硯(すずり)

端渓硯(たんけいけん)、歙州硯(きゅうしゅうけん)、澄泥硯(ちょうでいけん)など中国産の名硯はもちろん、日本の赤間硯や雨畑硯、鳳凰硯なども高値で取引されています。彫刻が施されたものや、銘入り硯は特に人気です。

3. 筆

筆は劣化しやすいため、状態の良さが重要です。有名筆司(筆作家)の作品や、桐箱・共箱付きの新品状態で保管されたものは需要があります。広島の熊野筆、奈良の大和筆は特に有名で、プロ書家の使用も多いです。

4. 印材・篆刻用品

寿山石・田黄石・青田石などの印材は、中国でも高く評価されるため国際的に人気があります。未加工の状態で保存された印材や、有名篆刻家の刻印作品は高額査定の可能性大です。

■ 注目の作家・ブランド一覧

以下は、書道具市場において高評価を受けやすい作家・ブランドの一例です:

分類
作家・ブランド名
特徴

古梅園(奈良)
400年以上の歴史を誇る老舗。古墨の代名詞的存在。

呉竹精昇堂(京都)
呉竹の墨は美術館収蔵品にも多く見られます。

墨運堂(奈良)
実用と芸術性の両立で評価。

端渓硯(中国・広東)
最高級の中国硯。模様の美しさも魅力。

雨畑硯(山梨)
黒色が美しく彫刻硯が人気。

玉信堂、玉川堂
江戸~昭和の名筆司。高級筆として知られる。

熊野筆(広島)
日本有数の筆産地。高級筆から実用筆まで豊富。
印材
田黄石・寿山石(中国)
皇帝も愛したと言われる高級石材。希少価値あり。


■ 実際の買取事例

名古屋市千種区にお住まいの方からご依頼いただいた書道具一式の買取では、以下のような内容でした:
• 古梅園の古墨 5本(共箱・未使用)→ 合計評価額:45,000円
• 雨畑硯(共箱・銘入り)→ 22,000円
• 熊野筆 未使用15本(桐箱入り)→ 18,000円

保存状態や箱の有無、共箱や栞付きなどが価格に大きく影響することがわかります。

■ 書道具を高く売るコツ
1. 共箱・栞・包み紙など付属品を揃える
2. 未使用品・新品状態は高評価
3. まとめて査定することでプラス査定になりやすい
4. 作家名やブランド名が分かるものは事前にメモしておく

■ 骨董品買取の専門店が丁寧に査定いたします

当店では、名古屋市を拠点に愛知・岐阜・三重・静岡を中心とした出張買取を行っております。書道具一式から古墨1本まで、どんなご相談にも丁寧に対応いたします。

お気軽にご相談ください
▶︎ フリーダイヤル:0120-066-932
▶︎ 公式サイト:https://kaitori-art.com/

【まとめ】

書道具は、使用後も美術的価値・収集価値が高く、適切な評価を受けることで思わぬ高額査定につながるケースもあります。特に「古墨・硯・筆」などは保存状態が良ければ高値が期待できます。不要になった書道具がありましたら、ぜひ一度専門店にご相談ください。

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