名古屋市昭和区】川名本町・山里町・伊勝町での遺品整理――静かな一軒家で生まれた“心をほどく査定”の物語 - 名古屋市の骨董品買取専門店

骨董品買取BLOG

2025/12/03骨董品買取BLOG

名古屋市昭和区】川名本町・山里町・伊勝町での遺品整理――静かな一軒家で生まれた“心をほどく査定”の物語

【名古屋市昭和区】川名本町・山里町・伊勝町での遺品整理――静かな一軒家で生まれた“心をほどく査定”の物語

名古屋市昭和区には、川名本町・山里町・伊勝町・山花町・雪見町・折戸町・安田通・川原通など、落ち着いた住宅地が多く、代々受け継がれてきた品が静かに眠っています。
本日は、その中でも特に思いが深く残る案件――昭和区川名本町での遺品整理と骨董査定のご依頼をいただきました。

◆ 玄関を開けた瞬間に感じた“ご家族の時間”

玄関に入った瞬間、そこには長年の生活の重なりがそのまま残っていました。
本棚には黄ばんだアルバム、押入れには煎茶道具、床には整理途中のダンボール…。
お客様は申し訳なさそうに、こうおっしゃいました。

「こんなに散らかっていて……父もきっと怒ってますね。」

しかし、遺品整理の現場では、これが自然な姿。
誰が見ても“片付いていない”と思う空間でも、そこには確かに、お父様が歩んできた時間が残っていました。

◆ 品物に触れた瞬間、空気が変わった

テーブルの上に置かれた急須をそっと持ち上げると、手に吸い付くような質感。
常滑の古い急須で、茶渋が味わい深く残っていました。
次に箱を開くと、香炉、香木、鉄瓶、掛軸…。
伊勝町や山里町の旧家でよく見られる“本物の品”が次々と現れました。

一点ずつ、丁寧に状態を確認しながら、価値だけでなく、製作年代や作家、特徴などもゆっくりご説明していきました。

◆ 「そんな価値があったなんて…」

とくに印象的だったのが、折戸町の骨董市でお父様が買ったという煎茶碗。
お客様は「父がただの趣味で買った物」と思っていたそうですが、実際は著名作家の手によるもの。

ご説明を終えたとき、お客様は静かに息をのみ、涙をこぼされました。

「父が本当に大切にしていた物なんですね…。ちゃんと見ていただいて、本当に嬉しいです。」

◆ 昭和区の地形と文化が生んだ“物を大切に残す暮らし”

昭和区は、川名・御器所・八事・安田通・山花町など、坂が多く歴史ある街並みが今も残る地域。
それゆえ、昔のご家庭では「良いものを長く使う」文化が根付いています。

今回のご家庭でも、以下のような価値ある品が見つかりました。

  • 常滑急須(木米・常山系統)
  • 煎茶碗・茶托・茶心壺など一式
  • 鉄瓶(龍文堂・金寿堂)
  • 香炉・香木(伽羅・沈香)
  • 昭和初期の日本画・掛軸

「こんな状態では価値なんてないですよね…」
そう思われがちですが、むしろ昭和区の古いご家庭には宝物がそのまま残っていることが多いのです。

◆ 相見積もりの結果――「あなたが一番信頼できた」

今回のお客様も、川名・御器所・八事周辺の3社へ相見積もりを依頼されていました。
その中で当店を選んでくださった理由は、とても胸に響くものでした。

「説明が丁寧で、物を大切に扱ってくれたのはあなただけでした。」

その言葉を聞いた瞬間、胸が熱くなり、 “誠実な査定は必ず伝わる” という想いが一層強くなりました。

◆ 山里町の静かなリビングで交わした、忘れられない会話

査定が終わった後、お客様がふと、天井を見つめながらお話しされました。

「父は伊勝町の喫茶店でよく煎茶を淹れてくれて…あの香りが忘れられなくて。」

その言葉を聞きながら、品物一点ずつに宿る思い出の重みを改めて感じました。

◆ 昭和区で当店が選ばれる理由

  1. 品物と想いを大切にした査定
  2. 相見積もりにも強い透明な価格提示
  3. 昭和区の旧家・文化財への深い理解

◆ 昭和区全域で買取・遺品整理を承ります

川名本町・川名・御器所・八事・村雲・折戸町・山花町・山里町・安田通・雪見町など、昭和区全域で即日対応可能です。
散らかった状態でもそのままで構いません。
ご家族の思いに寄り添いながら、丁寧に価値を見極めます。

骨董品買取専門店 名古屋本店
公式サイト:https://kaitori-art.com/
電話番号:0120-066-932

© 名古屋市の骨董品買取専門店