2025/12/22骨董品買取BLOG
なぜ今、骨董品を売るべきなのか|円安と海外需要で高まる買取相場
なぜ今、骨董品を売るべきなのか|円安と海外需要で高まる買取相場
近年の円安傾向により、日本国内の骨董品市場は大きな転換期を迎えています。 これまで「値段がつかないと思っていた骨董品」が、海外コレクターの需要によって 思わぬ高評価を受けるケースが急増しています。
特に年末は、大掃除や遺品整理によって骨董品が市場に出やすい時期。 そこに円安という追い風が重なり、今は骨董買取にとって非常に有利なタイミングと言えます。
H2案① なぜ今“円安”が骨董買取に有利なのか
円安とは、日本円の価値が外国通貨に対して下がっている状態を指します。 この状況下では、海外バイヤーが日本の骨董品を「割安」に購入できるため、 日本の骨董品に対する注目度が一気に高まります。
たとえば、国内では価格が大きく変わらない骨董品でも、 海外基準で見ると「非常に安い」と判断され、 結果として買取査定額が上がるケースが珍しくありません。
また年末は、海外ディーラーやコレクターが翌年の販売用在庫を確保する時期でもあり、 煎茶道具・香木・掛軸・鉄瓶などの需要が一気に活発化します。
中国・台湾・欧米で高まる日本骨董品の評価
現在、海外で特に人気が高いのが、日本の煎茶道具・茶道具・香木・仏具です。
- 中国・台湾:紫砂壺、日本煎茶道具、書画、香木
- 欧米:鉄瓶、漆器、掛軸、日本美術工芸
中国や台湾では、日本の煎茶文化が「洗練された茶の美学」として再評価されており、 常滑急須・古い煎茶器・紫砂壺は特に高い人気を誇ります。
一方、欧米コレクターからは、日本の鉄瓶や漆器が 「実用性と芸術性を兼ね備えた工芸品」として高く評価されています。
年末に売却相談が増える骨董品ジャンル
年末の大掃除や遺品整理で、特に査定依頼が増えるのは以下のジャンルです。
- 煎茶道具・茶道具一式
- 香木(沈香・伽羅)
- 掛軸・日本画・中国書画
- 鉄瓶・金工品
- 仏具・香炉・仏像
これらはすべて、海外需要と相性が良い骨董品であり、 円安の影響を受けやすい分野でもあります。
国内相場が上がらなくても査定額が上がる理由
「日本では相場が変わっていないのに、なぜ高くなるのか?」 と疑問に思われる方も多いかもしれません。
その理由は、買取価格が国内需要だけで決まっていないからです。
現在の骨董市場では、海外オークション・海外ディーラー価格が 査定に反映されるケースが増えており、 海外基準での評価がそのまま買取価格に上乗せされることがあります。
相見積もりが重要な理由|円安時代の賢い売却方法
円安で相場が動いている今だからこそ、 相見積もり(複数査定)は非常に重要です。
海外販路を持つ骨董品店と、国内販売のみの業者とでは、 同じ品物でも査定額に大きな差が出ることがあります。
- 海外販売ルートがあるか
- 煎茶道具・香木など専門分野に強いか
- 年末の在庫需要を把握しているか
これらを見極めるためにも、相見積もりは遠慮なく行うことをおすすめします。
まとめ|円安+年末は骨董品売却の好機
円安による海外需要の高まりと、年末の整理シーズンが重なる今は、 骨董品を売却する絶好のタイミングです。
「価値があるかわからない」 「古くて汚れているから無理かも」 と思われている品物でも、海外では高く評価されることがあります。
年末の大掃除や遺品整理で見つかった骨董品、 ぜひ一度、専門店での査定をご検討ください。
骨董品買取専門店 名古屋本店
公式サイト:https://kaitori-art.com/
TEL:0120-066-932
