2025/03/16骨董品買取BLOG
【愛知県日進市遺品買取感動的な現場】
先日、あるお客様から「父が住んでいた家の遺品整理をお願いしたい」とのご依頼をいただきました。お話を伺うと、お父様は数年前に他界され、それ以来家は手つかずの状態だったとのこと。
「とにかく物が多くて、自分たちではどうにもできないんです」
そうおっしゃるのは、ご遺族である娘さん。実際に現場へ向かうと、そこはまさに”ゴミ屋敷”と呼ばれる状態でした。長年放置されていたためか、部屋の至るところにホコリが積もり、床が見えないほど物が散乱していました。衣類や書籍、生活雑貨などが山のように積み上げられ、一見すると「価値のあるものはなさそう」という印象を受けました。
しかし、私たちはこれまでの経験から「こういう場所ほど、お宝が眠っていることが多い」ということを知っています。そこで、一つひとつ慎重に仕分けをしながら遺品整理を進めることにしました。
作業を始めてしばらくすると、押し入れの奥や棚の中から、興味深い品々が次々と見つかりました。
例えば、古い木箱に入った茶道具のセット。細かい装飾が施された茶碗や、風格のある鉄瓶、そして一見すると普通の湯呑みのように見えるものの、裏に有名な陶芸家の落款(作家の署名)が入っている逸品。
「お父様は、もしかして骨董品を集めるのが趣味だったのではないでしょうか?」
そう娘さんにお尋ねすると、「そういえば、昔から古いものが好きで、よく骨董市に行っていたと言っていました。でも、こんなにいろいろと残っていたなんて知りませんでした」と驚かれていました。
まさに”ゴミ”の中に眠る”財宝”。私たちにとっては、こうした瞬間が最もやりがいを感じるときです。
仕分けが終わった後、骨董品の査定を行いました。その結果、茶道具、掛け軸、陶磁器、古書などを含め、総額で¥¥¥¥¥¥円の買取額になりました。
査定結果をお伝えすると、娘さんは目を丸くして驚かれました。
「こんなに価値があるなんて、全然知りませんでした…!ただの古いものだと思って、全部捨ててしまうところでした。本当にお願いしてよかったです!」
そう言って涙ぐまれる娘さん。さらに、「父が大切にしていたものが、また誰かの手に渡って生かされるのは嬉しいです」と、最後は笑顔を見せてくださいました。
遺品整理は、ただの片付けではなく、故人の想いを受け継ぐ大切な作業です。今回のように、価値ある品を見極め、適正に評価することで、ご遺族にとっても大きな安心につながります。
◆ 遺品整理・骨董品買取のご相談はお気軽に!
「家の片付けをしたいけれど、どこから手をつければいいかわからない…」
「親が残した物の価値が知りたい…」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちは、単なる遺品整理や買取ではなく、大切な思い出を未来につなぐお手伝いをいたします。
骨董品・古美術品の買取査定も無料で行っておりますので、「これは価値があるのかな?」という品があれば、お気軽にご相談ください。
大切な品が、次の持ち主へと受け継がれるよう、誠心誠意対応させていただきます