2025/04/14骨董品買取BLOG
【中国明代 犬型の古染付香炉をお買取りいたしました】
こんにちは、名古屋骨董買取の専門店です。
本日は非常に珍しいお品物をお買取りさせていただきましたので、ご紹介いたします。
それは――
中国・明代の犬型古染付香炉です。
古染付(こそめつけ)とは、明代末期(16世紀後半〜17世紀初頭)に景徳鎮窯で焼かれ、日本の茶人たちの強い要望に応じて制作された磁器のことを指します。
日本向けに輸出されたため、どこか日本人の美意識に合った“わびさび”の風合いが魅力です。
今回お買取りさせていただいた香炉は、愛らしい犬の形を模した非常に珍しい造形。
明代の特徴であるやや柔らかな白磁と、落ち着いた呉須の発色が印象的で、全体的に温かみのある佇まいを見せています。
蓋の部分には香を焚いた際に煙が抜ける穴があり、実用性と装飾性を兼ね備えた逸品です。
底部の高台部分や釉薬の溜まりにも時代ならではの風合いが見られ、間違いなく歴史のある本物といえるでしょう。
■ お持ち込みいただいたお客様へ
このような貴重なお品をお譲りいただき、誠にありがとうございました。
大切に次の方へと繋げていけるよう、しっかりと手入れ・保管させていただきます。
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当店では、中国美術品・古染付・香炉・仏具など、幅広い骨董品を丁寧に査定・買取しております。
「これは価値があるのかな?」と迷われるお品も、まずはお気軽にご相談ください。
査定は無料、出張買取も承っております。
今後も貴重なお品との出会いを、こちらのブログでご紹介してまいります。