2025/06/01骨董品買取BLOG
香木の基礎知識|伽羅と沈香の違い・見分け方を徹底解説
香木の基礎知識|伽羅と沈香の違い・見分け方を徹底解説
東海地方(愛知・岐阜・三重・静岡)では、香木の人気が高まりつつあります。特に「伽羅(きゃら)」と「沈香(じんこう)」は、香木の中でも高級品として知られ、茶道、香道、仏事などで重宝されています。今回は、この二つの香木の違いや見分け方、価値のポイントについて詳しく解説します。
伽羅(きゃら)と沈香(じんこう)の違い
香木とは、特定の樹木(ジンチョウゲ科のアキラリア属)の樹脂を含む部分を乾燥させたものです。特に熱帯アジア(ベトナム、カンボジア、ラオス、インドネシアなど)で産出され、日本では平安時代から香道や仏教儀式に取り入れられてきました。
伽羅(きゃら)とは?
伽羅は、沈香の中でも特に上質なものを指します。
- 産地:主にベトナム中部やカンボジア。
- 香り:甘く、奥深い香りで、鼻に残る上品さがあります。
- 価値:非常に希少で、同重量の金より高値が付くことも。特に「羅国産伽羅」は高額で取引されます。
- 特徴:比重が重く、水に沈むものが多い。油分が多く、手触りがやや滑らか。見た目は黒褐色~深緑色が多い。
沈香(じんこう)とは?
沈香は、香木全般を指しますが、特に伽羅以外の樹脂を含む木材を指すことが多いです。
- 産地:ベトナム、インドネシア、マレーシア、ラオスなど。
- 香り:ややスパイシーで、甘さは控えめ。香りの持続性は伽羅より短め。
- 価値:伽羅に次いで高級品とされ、重さや香りの質で評価されます。
- 特徴:伽羅よりも色が薄め(茶褐色~黄褐色)。比重は軽めで、必ずしも水に沈むとは限りません。
伽羅と沈香の見分け方
1️⃣ 香りで見分ける
伽羅は「甘く」「深い」香りが特徴です。鼻を近づけるだけで上品な香りが広がります。一方、沈香はややスパイシーで「木の香り」が強め。焚いてみると、伽羅の方が長く香りが続きます。
2️⃣ 重さ・比重で見分ける
伽羅は比重が高く、水に沈むことが多いです(ただし必ず沈むわけではない)。沈香は水に浮くものも多く、比重が軽いものが多いです。手に持った際のずっしり感も一つの目安です。
3️⃣ 色・油分で見分ける
伽羅は黒褐色や深緑色で、油分が多く光沢があります。沈香は茶褐色~黄褐色で、油分は伽羅より少なめです。見た目で判別する場合は、油の光沢感をチェックしましょう。
4️⃣ 専門家の鑑定を受ける
香木は見た目だけで判断が難しいため、専門店に査定・鑑定を依頼するのが安心です。特に香道具として伝来の証明がある場合、伽羅の可能性が高まります。
香木買取で高額査定を狙うコツ
✅ 保存状態が重要
香木は湿気や直射日光に弱く、劣化すると香りや価値が落ちます。乾燥した風通しの良い場所で保管し、虫害やカビを防ぎましょう。
✅ 産地や伝来情報があると有利
特に伽羅は産地(羅国産・真南蛮など)や伝来の箱書き・由緒があると、高価買取の可能性が高まります。
✅ 単品よりまとめて査定
香木は、香道具や仏具とセットで持ち込むと、全体の価値を評価してもらいやすいです。
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