2025/07/22骨董品買取BLOG
【名古屋市で茶道具をお売りいただきました】表千家ゆかりの品と共に伝わる想い——遺品整理にて
【名古屋市で茶道具をお売りいただきました】表千家ゆかりの品と共に伝わる想い——遺品整理にて
本日は名古屋市内にお住まいのご家族より、遺品整理に伴う茶道具の買取依頼をいただきました。
「祖母が大切にしていた茶道具を手放すことになったが、価値があるならきちんと査定してもらいたい」とのお電話をいただき、ご自宅へ出張査定に伺いました。
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表千家ゆかりの茶道具が多数
ご依頼主のお祖母様は、長年表千家で稽古を積まれていた方で、茶事や茶会にも積極的に参加されていたとのこと。
お道具箱の中には、著名作家による茶碗、棗、水指、釜、掛軸などが整然と保管されており、丁寧に扱われてきたことがよく分かるお品ばかりでした。
特に目を引いたのは:
• 永楽善五郎(16代)による茶碗
• 中川浄益作の銀風炉
• 大西清右衛門(11代)作の真形釜
• 即中斎筆の掛軸
など、茶道具の中でも一級品と呼べる作品がいくつも含まれていました。
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お道具ひとつひとつに宿る物語
査定中、ご依頼主は一つ一つのお道具について丁寧に説明してくださいました。
「これは京都の旅先で、祖母が自分の誕生日祝いに買ったものです」
「こちらの風炉は、茶会で師匠からいただいた思い出の品です」
そうしたお話を伺ううちに、単なる“物”ではなく、ご家族とお祖母様の大切な記憶を手渡されているような気持ちになりました。
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茶道具の価値は、使い込まれた美しさに宿る
茶道具の査定では「作家の格」「作品の状態」「共箱や書付の有無」などが重要なポイントとなります。
特に以下のような条件は、高評価につながります:
• 有名作家作品(永楽善五郎、中川浄益、楽吉左衛門など)
• 茶道流派の書付があるもの(表千家・裏千家・武者小路千家)
• 保管状態が良く、共箱・外箱付き
• 道具組(茶碗・棗・風炉・水指など)の揃いもの
今回のように、稽古を重ねてきた道具には、多少の使用感があってもそれが“味”として評価されることもあります。
むしろ、使い込まれた風合いがある道具は、実際に茶事で使いたい方々にとって魅力的なのです。
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名古屋で茶道具の買取をご検討の方へ
名古屋市内や近郊エリアでは、表千家・裏千家など茶道が盛んな地域柄、質の高い茶道具の買取依頼を数多くいただいております。
遺品整理や生前整理にともない、「処分に困っている」「価値が分からない」といったご相談も増えています。
当店では、査定・出張料ともに完全無料で、経験豊富な専門鑑定士がご自宅までお伺いし、丁寧に査定いたします。
お道具一式はもちろん、単品のみでもお気軽にご相談ください。
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茶道具の高価買取対象アイテム(例)
• 茶碗(楽焼・高麗・井戸茶碗など)
• 棗(蒔絵・木地・塗物など)
• 茶釜(大西家・真形釜・風炉釜)
• 水指(志野・瀬戸・唐津・備前など)
• 茶杓(竹製・象牙・作者銘あり)
• 書付・掛軸(千家十職や家元筆)
• 懐石道具・風炉先屏風・茶棚・茶入
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ご相談・お問合せはこちらから
📞 フリーダイヤル:0120-066-932
🌐 公式サイト:https://kaitori-art.com/
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大切なお道具を、誠実に次の持ち主へと繋げるお手伝いをいたします。