名古屋市昭和区】川名・八事・御器所・村雲エリアでの遺品整理

【名古屋市昭和区】川名・八事・御器所・村雲エリアでの遺品整理――丁寧すぎる査定にお客様が涙した理由

本日は、名古屋市昭和区で遺品整理に伴う骨董品査定にお伺いしました。
昭和区は、川名・八事・御器所・村雲・石仏町・阿由知通・塩付通・広路町・滝川町など、文化的価値の高い住宅街が多く、代々受け継がれた品が眠っている地域です。

今回伺ったお宅も、長年手つかずとなっていたお部屋がたくさんあり、ところどころ荷物が散乱し、「どこから見ていいのか分からない」という状態でした。

お客様は、昭和区の中で評判のある3社へ相見積もりを依頼されていました。
その中で最終的に当店に決めていただいた理由は、とてもシンプルなものでした。

「一番、丁寧に扱ってくれたから。物にも気持ちにも寄り添ってくれたから。」

一点ずつ手袋を着用し、煎茶道具・香炉・鉄瓶・掛軸・仏具などを丁寧に取り上げ、歴史や特徴をご説明しながら進めていくと、お客様の表情が次第に安心へと変わっていきました。

昭和区は古くから文化的な家庭が多く、以下のような品が高い確率で見つかります。

今回も、村雲や八事周辺で受け継がれてきた品特有の“良い保存状態”が見られ、美術的にも価値の高いお品が多数ありました。

倉庫部屋や押入れ、床一面に物が積もった場所を前に、お客様は何度も「すみません…」とおっしゃっていました。
しかし、私たちにとってはこの状態こそ“自然”な現場です。

「そのままで大丈夫です。むしろ、一番良い形で価値を見つけられます。」

そうお伝えすると、お客様は少し涙ぐんで、ゆっくりと頷かれました。

引き出しを一つ開けるたび、思い出の品が現れます。
茶の席で使われた急須、仏壇に置かれた香炉、書斎に掛けられていた掛軸――。

「これは父がよく使っていた品でして…」
「八事の茶会に持っていったものです。」

そんな言葉を汲み取りながら査定することで、ただの“査定”ではなく、ご家族の記憶を整理する時間にもなっていくのです。

すべての査定が終わり、残す物・手放す物を丁寧に仕分けていると、お客様は静かに目を潤ませながらおっしゃいました。

「本当に…本当に来て良かった。父の思いを大切にしてくれてありがとう。」

この言葉をいただいた瞬間、心の奥が熱くなりました。
骨董買取は“物を買う仕事”ではなく、“想いを扱う仕事”だと改めて実感した瞬間でした。

お部屋が片付いていなくても問題ありません。
相見積もりも歓迎いたします。
ご家族の想いに寄り添い、丁寧で誠実な査定をお約束します。

骨董品買取専門店名古屋本店
公式サイト：https://kaitori-art.com/
電話番号：0120-066-932