2024/11/27骨董品買取BLOG
【福岡美術館草間弥生の作品最高でした】
今日は福岡に出張して、骨董品の買取を試みたのですが、残念ながら空振りでした。どんなに素晴らしい品物でも、タイミングや相手のニーズによってはうまくいかないこともあります。それがビジネスの厳しさであり、また面白さでもあります。
ですが、今日はそれだけでは終わりませんでした。買取がうまくいかないと、どうしても気分が落ち込みがちですが、そんな時こそ気分転換が大切。福岡の美術館を訪れることにしました。
福岡美術館は、建物自体が美しく、展示内容も豊かで多様性に富んでいます。広々とした空間に、歴史的な作品から現代アートまで様々なアートが並び、まるで時間を超えていくような感覚に包まれました。
特に印象に残ったのは、日本画のコレクションと、近代美術の展示。細やかな筆致で描かれた風景や人物、そしてその背後に込められた思いを感じることができました。それは、骨董品の買取を行う中で日々感じる「歴史の重み」とも通じるものがあり、深い感動を覚えました。
また、近代アートでは、革新と挑戦の精神が感じられる作品が多く、まさに「新しさ」を感じさせるエネルギーに溢れていました。これからの時代に求められる価値観、そしてその価値を感じ取る力が、私のビジネスにも活かせるのではないかと、新たなインスピレーションを得た気がします。
骨董品を買い取る仕事をしていると、物の「価値」を見極める力が求められます。それは、単に市場での価格だけでなく、その品物が持つ歴史や背後にあるストーリー、さらにはその物が持つ「エネルギー」までも感じ取ることが重要だと感じています。
福岡美術館でのひとときが、そのことを改めて強く認識させてくれました。美術館での作品たちが放つ空気感や、作家が込めた想いを感じることで、物の価値の見極め方に対する視点が広がったような気がします。
今日は買取という点では成果がなかったものの、福岡美術館で素晴らしい芸術に触れ、また新たな発見ができたことに感謝しています。こうした経験が、今後のビジネスにも必ず良い影響を与えることでしょう。
そして、次回の買取ではきっと素晴らしい品物に出会えることを期待して、また次の訪問地に向かう予定です。
福岡は美術館だけでなく、歴史や文化が豊かで魅力的な場所ですね。次回の福岡訪問も楽しみにしています。