中国書画作家特集・第6回】近現代の注目作家 - 名古屋市の骨董品買取専門店

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2025/06/22骨董品買取BLOG

中国書画作家特集・第6回】近現代の注目作家

中国書画の市場は、近年ますます活況を呈しており、特に近現代作家の作品に対する関心と価値が上昇しています。本日は、今なお根強い人気を誇る中国書画作家5名と、それぞれの実際の査定・買取事例をご紹介します。

1. 羅復堪(ら ふくかん/Luo Fukan, 1901–1990)

特徴と評価:

・重厚な書法と水墨山水の融合が特徴
・中国書道界の重鎮で、教育者としても多くの弟子を輩出
・落ち着いた構成と深い墨調が評価される

成功事例(名古屋市名東区)

書幅の依頼を受け鑑定。羅復堪の肉筆と確認され、墨の力強さと紙質の保存状態が評価され、48万円で買取いたしました。

2. 趙少昂(ちょう しょうこう/Zhao Shao’ang, 1905–1998)

特徴と評価:

・嶺南画派を代表する花鳥画の名手
・淡彩と墨の繊細な融合により、情趣豊かな画風を確立
・特に梅・雀・鶴などのモチーフが人気

成功事例(静岡県磐田市)

鳥と梅の掛軸が持ち込まれ、専門機関にて真作判定。72万円にて成約。共箱・画題墨書付きで、付属品も高評価に貢献しました。

3. 江寒汀(こう かんてい/Jiang Hanting, 1903–1963)

特徴と評価:

・花鳥画を得意とし、色彩と構図のバランスに優れる
・日本国内でも知られる存在で、オークションでも人気上昇中

成功事例(三重県伊賀市)

骨董市で購入した掛軸をお持ち込み。真作と判定され、63万円にて高額査定となりました。墨のにじみや絹本の質も評価に反映されました。

4. 斉白石(せい はくせき/Qi Baishi, 1864–1957)

特徴と評価:

・中国近代画壇の巨匠。海老や昆虫、野菜の絵で有名
・明るく躍動的な水墨・淡彩画が世界的評価を受ける
・現在も真作市場は非常に活発

成功事例(岐阜県高山市)

蔵整理で出てきた「蝦図」が斉白石の真筆と判定され、1800万円で買取成立。印譜と旧蔵証明が決定的要素となりました。

5. 林風眠(りん ふうみん/Lin Fengmian, 1900–1991)

特徴と評価:

・西洋画と中国画の融合を追求した革新者
・色彩表現が鮮やかで、女性像や静物画なども描いた
・中国モダニズムの先駆者として高評価

成功事例(愛知県刈谷市)

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【まとめ】

今回ご紹介したように、中国書画はジャンル・年代を問わず、市場価値のある作家が多数存在します。保存状態や付属品によっても査定額は大きく変動しますので、「読めない掛軸」「由来が不明な作品」も一度ご相談ください。
大切な品物を丁寧に査定し、誠実にご対応いたします。

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