【中国書画作家特集・第10回】東海地方で評価される新たな注目作家5選と買取ポイント - 名古屋市の骨董品買取専門店

骨董品買取BLOG

2025/06/25骨董品買取BLOG

【中国書画作家特集・第10回】東海地方で評価される新たな注目作家5選と買取ポイント

【中国書画作家特集・第10回】東海地方で評価される新たな注目作家5選と買取ポイント

中国書画の買取において、作家の知名度・技法・時代背景は大きな査定ポイントです。特に愛知県・岐阜県・三重県で遺品整理や蔵整理をされる方から「この書画は価値があるのか?」といったご相談を多くいただいております。

本日は、中国書画市場で近年注目されている 新たな作家5名をご紹介いたします。

① 陳師曾(ちん しそう)

1876年〜1923年 清末から民国初期に活躍。呉昌碩に師事し、花鳥画に優れた才を発揮。詩文・書法にも通じ、文人画としての完成度が高い。近年、欧米のコレクターからの需要も高く、国内市場でも再評価が進んでいる。

✅【買取ポイント】花鳥画や書の作品が揃っている場合は、高額査定が期待できます。

② 張善孖(ちょう ぜんし)

1882年〜1940年
有名な画家・張大千の兄。虎や獅子など猛獣を描いた作品で知られ、躍動感ある筆致は圧巻。軍や政府関係者にも愛されたため、公式な場で贈答品として使用されたことも。

✅【買取ポイント】兄弟で共作した巻物などは特に価値が高く、張大千との関連作品は市場評価が上昇中です。

③ 周思聡(しゅう しそう)

1939年〜1996年
20世紀後半の中国画壇を代表する作家で、中央美術学院出身。肖像画や群像表現において社会主義時代の精神を体現し、「新中国のリアリズム画風」を確立した一人。

✅【買取ポイント】画面構成力と筆力のある大作は、美術館や公共機関への収蔵例もあり、数百万円単位の査定も。

④ 何香凝(か こうぎょう)

1878年〜1972年
近代中国女性画家の先駆けで、政治家でもあった人物。南画の伝統を踏まえつつ、時代性を反映した独特の構成が特徴。女性作家としての稀少性から、近年は女性コレクターを中心に需要が増している。

✅【買取ポイント】作品に署名や年号がしっかり残っているものは、保証書がなくても真作の可能性が高くなります。

⑤ 陳洪綬(ちん こうじゅ)

1599年〜1652年(明末〜清初)
人物画で名を馳せ、「明代の最後の巨匠」と称される。奇抜な構図と表現力の高さから、近代日本画にも影響を与えた。線描に優れ、人物の表情や衣紋の動きが非常に細かく描かれる。

✅【買取ポイント】掛軸で保存状態の良いものは、専門鑑定機関での真贋確認を経て、オークション取引が可能な逸品とされます。

東海地方での中国書画買取なら当店へ

名古屋・岐阜・津・四日市など、東海エリアでは古美術・中国書画に詳しいお客様が多く、 遺品整理や実家の片付けで発見される書画作品の買取依頼 が増加しております。とくに、昭和初期や戦前に中国から持ち帰られた品物の中には、本物の名品が紛れていることも。

査定無料・出張料無料で対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

📞【0120-066-932】(年中無休 9:00〜19:00)
🔗公式サイトはこちら

© 名古屋市の骨董品買取専門店