2025/11/01骨董品買取BLOG
遺品整理で見つかった骨董の価値 ― 思わぬお宝が眠るご実家の査定ポイント
遺品整理で見つかった骨董の価値 ― 思わぬお宝が眠るご実家の査定ポイント
遺品整理を進めていると、押し入れや納戸の奥から「これ、何だろう?」という古い品物が見つかることがあります。古びた掛軸や茶碗、壺、硯箱、香炉、木箱に入った陶磁器など――。実はそれらの中には、思わぬ高額な価値を持つ骨董品が眠っていることも少なくありません。
本日は、名古屋市を中心に東海地方で多くの骨董品買取を行っている立場から、「遺品整理で見つかる骨董の価値」について詳しくご紹介いたします。

■ 遺品整理で見落とされがちな骨董品とは?
遺品整理の現場では、故人が長年大切にしていたものの中に、価値を知らずに手放されるケースが多く見られます。
特に以下のような品は、骨董市場で高い評価を受ける可能性があります。
- 掛軸・屏風・日本画(横山大観、前田青邨、福田平八郎など)
- 茶道具・煎茶道具(樂焼、薩摩焼、備前焼、萬古焼、清風・竹泉など)
- 香木・香道具(沈香・伽羅・香炉・香合など)
- 中国美術品(書画、青磁、白磁、文房具、印材など)
- 金工品(鉄瓶、花瓶、香炉、刀装具など)
- 古い洋食器・輸入磁器(マイセン、ヘレンド、セーブルなど)
一見ただの古道具に見えても、作家物や時代物であれば市場価値が一気に跳ね上がることもあります。遺品整理の際は、「古い=不要」とは判断せず、まずは専門家に査定を依頼することが大切です。
■ 骨董品の価値は「作家」「時代」「保存状態」で決まる
骨董品の価値を見極めるうえで最も重要なのは、作家・時代・保存状態の3点です。
たとえば、江戸時代や明治時代の陶磁器で、箱書き(共箱)が残っている場合、その作家が確認できるだけで査定額が数倍変わることがあります。
また、漆器や鉄瓶などは、錆や漆の状態が良好であればコレクター需要が高く、高額買取の対象となります。
逆に、ひび割れや欠けがある場合でも、希少な作家物であれば修復可能な範囲として評価されるケースもあり、「傷があるから価値がない」とは限りません。
■ 名古屋市・東海地方で多い骨董買取の事例
弊社が名古屋市や愛知・岐阜・三重・静岡など東海地方で出張査定を行う中で、特に印象的だった事例をいくつかご紹介いたします。
- 名古屋市千種区のご実家整理:祖父の書斎から見つかった掛軸が、近代日本画家・川合玉堂の真筆で、数十万円の買取額に。
- 岐阜県多治見市の蔵整理:埃をかぶった茶道具の中に明治期の樂焼茶碗があり、共箱付きで高評価。
- 静岡県浜松市の遺品整理:中国書画の巻物が発見され、近代中国画家・呉昌碩の作品と判明し、高額買取に繋がった事例も。
このように、遺品整理中に「なんとなく取っておいたもの」が、実は数十年を経た今、骨董市場で再評価されるケースが多々あります。
■ 骨董品の査定を依頼する際のポイント
査定を依頼する際は、以下の点を意識するとより正確な評価につながります。
- 品物はできるだけそのままの状態で保管する(清掃や補修は不要)
- 箱や鑑定書、伝来経路などの付属資料も一緒に提示する
- まとめて査定を依頼することで、総合的に価値を判断してもらえる
- 地域密着の骨董専門店に相談することで、出張費無料・即日対応が可能な場合もある
骨董品は、単品で見るよりも「全体の文脈」で価値を判断できることが多く、特に茶道具や仏具、書画などは関連性が高いため、一緒に見せることで適正価格が出やすくなります。
■ 遺品整理と骨董査定を同時に行うメリット
遺品整理の際に骨董査定を同時に行う最大のメリットは、「処分と買取をワンストップで行えること」です。
不用品と骨董品を混在させてしまうと、価値ある品が廃棄されてしまうリスクもありますが、骨董専門の鑑定士が同行すれば、現場で価値ある品を見極め、適切に買取できます。
特に名古屋市内では、古いお屋敷や茶室付き住宅、蔵付き物件の整理で高額骨董が見つかるケースが増えており、地域ならではの歴史的背景も価値を支えています。
■ 骨董品買取は信頼できる専門店へ
遺品整理で見つかった骨董品は、リサイクルショップでは正しい評価を受けにくいことがあります。
なぜなら、骨董品の査定には時代考証・作家の真贋・文化的背景など専門的な知識が求められるからです。
愛知・岐阜・三重・静岡での骨董買取をご検討中の方は、経験豊富な鑑定士が在籍する骨董品買取専門店にご相談ください。
当店では、出張査定・持込査定・遺品整理現場での同時買取にも対応しております。
一点一点丁寧に拝見し、お客様の大切な品の価値を正当に評価いたします。
ご相談・査定はすべて無料です。
お気軽にお問い合わせください。
📞 0120-066-932
骨董品買取専門店 名古屋本店
■ まとめ
遺品整理で見つかった古い品の中には、時代を越えて価値を持つ骨董品が多く含まれています。
見た目では判断できないお宝が眠っていることも少なくありません。
「これはただの古い物」と決めつけず、まずは専門家の査定を受けることが、故人の思いを大切にしながら新たな価値を見出す第一歩となります。
名古屋・東海地方での骨董買取・遺品整理のご相談は、経験豊富な当店にお任せください。
