⸻ 【香道具特集】香木と一緒に評価されやすい道具とは? - 名古屋市の骨董品買取専門店

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2025/06/17骨董品買取BLOG

⸻ 【香道具特集】香木と一緒に評価されやすい道具とは?


【香道具特集】香木と一緒に評価されやすい道具とは?

香木をお持ちの方の中には、香道具や仏具などと一緒に保管されているケースも多く見られます。実は、香木を単体で売却するよりも、香道具と一緒に査定に出すことで評価が高まりやすいことをご存じでしょうか?
今回は、香木とともに価値が評価されやすい香道具の種類や、買取時のポイントについて解説いたします。

香道具とは? 〜香木とともに使われる品々〜

香道具とは、香道の作法に則って香木を焚く際に用いられる道具一式のことを指します。香木を焚き、香りを楽しむ「聞香(もんこう)」に使われる道具には以下のようなものがあります。

主な香道具の種類
• 香炉(こうろ):香木の香りを焚き上げるための器。銀製や古い陶器製のものが人気。
• 香箸(こうばし):香を扱うための専用の箸。細工が美しいものや銘入りのものは高評価。
• 銀葉挟み(ぎんようばさみ):銀葉をつまむための道具。茶道具にも似た繊細な細工が特徴。
• 香合(こうごう):香を保存するための小型容器。蒔絵や漆器、陶磁器など素材も多様。
• 香炉台・香炉敷:香炉を置くための台や敷物。木製や金属製など様々な素材があります。

香木と一緒に売るメリット

1. セットでの価値が上がる

香木だけでも価値はありますが、「香道具と一緒に使われていたもの」として評価されると、趣味性や歴史的背景が評価され、買取価格が上がるケースが多いです。特に、道具が良質なものであればなおさら高値が期待できます。

2. 作家物・銘入り香道具が高評価に

香道具には、金工師や陶芸家、蒔絵師など有名作家が手がけたものも多くあります。たとえば:
• 銀製香炉:明治~昭和期の銀工芸品
• 漆芸香合:蒔絵師・川端近左などによる作品
• 京焼・清水焼の香合:三代清風与平など

このような銘入り香道具は、香木とセットで出されることで、その使用背景も含めて評価されやすくなります。

実際の買取事例

事例:名古屋市中区にて香木と香道具の一括買取

先日、名古屋市中区のご自宅にて、香木と共に香炉・香箸・香合などの香道具一式を買取させていただきました。香炉には「純銀製」の刻印があり、香合は蒔絵が美しい江戸後期の作品でした。

査定額は単体での香木よりも約30%アップ。ご依頼主様も「ただの古道具だと思っていたけれど、こんなに高く評価されるとは」と大変驚かれていました。

香道具付きの香木買取なら当店へ

当店では、香木はもちろん、香道具の知識と実績を持つ専門査定士が在籍しており、1点1点丁寧に価値を見極めて査定しております。
• お線香や聞香炉が使われた形跡がある香木
• 漆塗りや蒔絵細工が施された香道具
• 銀製の香炉や高級陶磁器製の香合

こうした品々は、セットでお持ち込みいただくことで高価買取に繋がりやすくなります。

出張査定・無料相談も受付中!

名古屋市を中心に、愛知・岐阜・三重・静岡エリアまで出張査定を承っております。香木や香道具の処分をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

▶ フリーダイヤル:0120-066-932
▶ ウェブからのご依頼:https://kaitori-art.com

香木をお持ちの方は、ぜひ一緒に保管されている香道具にも目を向けてみてください。
作家物や歴史ある道具は、香木の価値をさらに高める重要な要素です。

「これはただの道具だろう」と思わず、まずはお気軽にご相談ください。意外なものが思わぬ高値になるかもしれません。

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