偽物の香木の見分け方|本物との違いを徹底解説 - 名古屋市の骨董品買取専門店

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2025/09/14骨董品買取BLOG

偽物の香木の見分け方|本物との違いを徹底解説

偽物の香木の見分け方|本物との違いを徹底解説

骨董品買取の現場でも多く取り扱う「香木」ですが、近年は偽物も多く出回っており、一般の方が真贋を見抜くのは容易ではありません。本日は偽物の香木の見分け方に特化して解説いたします。特に沈香や伽羅といった高級香木は希少性が高く、模造品や人工的に香りを付けた木材が市場に混じるケースが多くあります。

香木の基礎知識と偽物が多い理由

香木とは、沈香や白檀など樹脂を含んだ木材を指し、古来より香道や仏教儀式、また薬用としても重宝されてきました。特にベトナムやラオス産の沈香や、インドで産出される白檀は非常に高価で、一本で数十万円以上の価値を持つこともあります。
しかし近年は需要が高まり、天然資源の減少に伴い、偽物や人工香が多く出回っています。こうした背景から、正しい見分け方を知ることが重要になっています。

偽物の香木の特徴

  • 香りが不自然:人工的に香料を染み込ませたものは、火をつけたときにアルコールや化学香料のようなツンとした匂いがします。
  • 色や木目が均一すぎる:天然の香木は樹脂の入り方にムラがあり、一本一本異なる模様を持ちます。偽物は均一で不自然なことが多いです。
  • 比重の違い:本物の沈香は重みがあり、水に沈むものもあります。偽物は軽すぎたり、逆に鉛を混ぜて重さを調整している場合もあります。
  • 燃焼後の灰:本物の香木は灰が白っぽく残りますが、偽物は黒く固まったり、燃え残りが多い傾向があります。

実際の買取現場での事例

先日、名古屋市内のお客様から「祖父の遺品整理で香木が見つかった」とご相談をいただきました。見た目は立派な伽羅に見えましたが、火を入れて確認したところ、表面だけに香料を塗布したものであることが判明しました。
一方で同じ箱にあった別の沈香は、樹脂の入り方や香りの深さから本物であると鑑定され、高額での買取となりました。
このようにプロの鑑定士による確認が非常に重要です。

偽物を掴まないためのポイント

  • 専門の鑑定士に依頼すること
  • 産地や種類の証明書があるか確認する
  • 市場相場より極端に安いものには注意する
  • 燃焼テストを行う(※自己判断ではなく専門家に依頼するのが安全)

香木の買取は専門店へご相談ください

偽物の香木は見た目で本物と区別するのが難しく、個人での判断はリスクが伴います。当店では、香木の専門知識を持った鑑定士が一点一点丁寧に拝見し、本物かどうかを確認のうえ、適正な評価額をご提示しております。
名古屋市を中心に、愛知・岐阜・三重・静岡といった東海エリアで多数の実績がございますので、安心してご依頼ください。

香木の買取に関するご相談は、フリーダイヤル 0120-066-932 または公式サイト 骨董品買取の専門店 からお気軽にお問い合わせください。

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